式典で、ファン・タム文化・スポーツ・観光副大臣は、フランクフルト・ブックフェアが創造性・対話・文化協力の象徴であり、ベトナムの書籍を世界の読者にとって身近な存在にしたいという思いを反映していると述べました。
ファン・タム副大臣によりますと、今年は20を超えるベトナムの出版社や文化団体が同フェアに参加し、文学・歴史・文化・児童書から科学・デジタル分野に至るまで、1,200点以上の書籍を紹介しています。約100名の代表団がイベントに参加し、ベトナムの書籍を世界の読者に広めたいという共通の願いを表明しました。
ベトナム・ブックスペースの展示面積は約100平方メートルで、ブースは来場者の目を引きやすい好位置にあります。
 フランクフルト・ブックフェアを通じて、ベトナムは共同出版・翻訳・著作権取引における協力を促進し、デジタル出版・電子書籍・オーディオブック・国際的な著作権プラットフォームへの投資拡大を目指しています。これにより、ベトナムの図書が世界中の読者により迅速かつ便利に届き、ベトナムがグローバル出版コミュニティにおける創造的でダイナミック、かつ信頼できるパートナーとしての地位を確立することを目指しています。
イベントでは、ファン・タム文化・スポーツ・観光副大臣とフランクフルト・ブックフェア副社長のクラウディア・カイザー氏がテープカットを行い、ベトナム・ブックスペースの開幕が正式に宣言されました。
10月15日午後には、ベトナム代表団はフランクフルトのベトナム総領事館と会合を行い、その席で代表団は総領事館およびフランクフルト在住のベトナム人コミュニティに書籍を贈呈しました。