チェコ共和国のベトナム大使館と同国のベトナム人協会連合会は、10月3日から22日にかけて募金活動を実施しました。第2段階では、コミュニティから3億9,000万ドンが寄付され、台風ブアローイおよびマットゥモによる被害の復興支援に充てられています。
10月22日には、ベトナム人協会連合会本部で象徴的な贈呈式が行われ、チェコ駐在ベトナム大使のズオン・ホアイ・ナム氏、連合会会長のチャン・バン・ダン氏、ベトナム人協会の代表者、そしてベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のメンバーであるホアン・ディン・タン氏が出席しました。
大使によりますと、これまでにチェコ在住ベトナム人コミュニティからの総寄付額は5億4,000万ドンに達しており、この中には第1段階で送金された1億5,000万ドンも含まれています。残りの金額も近くベトナム祖国戦線中央委員会に送金され、被災地に届けられる予定です。
大使は、このキャンペーンがチェコ在住ベトナム人の強い連帯感と同胞愛を示すものであると述べました。2024年には台風ヤギの発生後、同コミュニティはベトナムの被災者支援のために5億7,000万ドンを寄付しています。
大使はまた、この祖国への愛と団結の精神が、チェコのみならず世界中の在外ベトナム人の間で今後もさらに広がっていくことへの期待を表明しました。
 VNA