ベトナム共産党中央委員会書記長のトー・ラム氏は、公式訪問中のフィンランドにおいて、現地時間10月22日、フィンランド議会第一副議長のパウラ・リシッコ氏と会談しました。

ベトナムはフィンランドとの長年にわたるパートナーシップを非常に重視していると、トー・ラム書記長は強調し、今回の訪問が両国関係の新たな章を開き、地域および世界の平和、安定、発展に寄与することへの期待を示しました。

ベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長とゴー・フオン・リー夫人、ならびにベトナムの高官代表団は、10月20日夜にヘルシンキ空港に到着し、フィンランドの公式訪問を開始しました。今回の訪問はフィンランドのアレクサンドル・ストゥブ大統領の招待を受けたものです。

党中央委員会書記長のトー・ラム氏と夫人、ならびにベトナムの高官代表団による10月20日から22日までのフィンランド公式訪問は、両国がこれまでの協力における前向きな成果を振り返る重要な機会であると同時に、今後の主要な方向性を示し、関係を刷新し、伝統的な友好関係と多角的な協力を新たな高みに引き上げる新たな原動力を生み出すものだと、ベトナムの外務副大臣は述べています。

駐フィンランドベトナム大使ファム・ティ・タイン・ビン氏はベトナム通信社の取材に対し、ベトナム共産党中央委員会書記長トー・ラム氏と夫人による10月20日から22日までのフィンランド公式訪問は、イノベーション、知識、グリーン開発を基盤とした新たな二国間協力の時代を象徴するものであり、両国関係をより深く、包括的なレベルへと引き上げる一助となると述べました。