ベトナム国防情報総局創設80周年(1945年10月25日~2025年10月25日)を記念する式典が10月18日に開催され、党中央軍事委員会書記でもあるトー・ラム書記長は、国防情報総局の輝かしい業績と伝統を高く評価し、栄誉を称えました。
近年、党中央軍事委員会常務委員会および総局2の指導部は、中心的な政治任務を効果的に遂行し、その多くで顕著な成果を収めてきました。同部は、党、国家、党中央軍事委員会、国防省に対し、戦略的な助言を迅速に提供し、適切な政策決定や柔軟かつ効果的な対応を可能にすることで、戦略的な受け身や不意打ちを回避することに貢献してきました。
新たな状況下で任務を全うするため、党書記長は国防情報総局に対し、階級性と革命的性格を一層強化し、党、国家、軍、国民にとって絶対的に忠実で高い信頼を寄せられる存在であり続けるよう求めました。また、党と国家の戦略的情報機関、党中央軍事委員会および国防省の専門的な軍事情報機関としての役割を引き続き効果的に果たす必要があると強調しました。
国防情報総局は、党、国家、軍、中央および地方の関係機関に対し、状況の評価・分析、政策・戦略の策定、事態対応において、効果的かつタイムリーな支援を提供する任務を担っています。今後も業務の質をさらに高め、党、国家、軍から寄せられている特別な信頼を守り抜くことが求められます。
党書記長はまた、組織体制の一層の精鋭化・効率化・機能との整合性向上、堅固かつ柔軟な情報態勢の構築、あらゆる手段と戦力の総合的な強化を推進するよう指示しました。
特に、強い政治的意志、鋭い作戦的洞察力と思考力、専門的能力、任務に見合った知識を備えた強い使命感を持つ情報要員の育成に重点を置くべきだと述べました。また、即応的かつ長期的な任務遂行に対応できるよう、適切な編成、高水準の人材の確保、そして必要な人員数の充足を図るよう求めました。
党と国家の指導部を代表しトー・ラム党書記長は、創設80周年を迎えた第二総局にホーチミン勲章を授与しました。