トー・ラム党書記長、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、この機会に部隊へ祝花を贈りました。
ルオン・クオン国家主席は演説の中で、第3軍管区が過去80年間に収めた顕著な成果を高く評価しました。同主席は、ベトナム共産党、とりわけ中央軍事委員会および国防省の指導の下、さらに地元住民の力強い支援を受けて、第3軍管区の武装部隊が、豊かな文化と不屈の精神、そして愛国心に満ちた紅河デルタ地方の栄光ある伝統を受け継いできたことを強調しました。
国家主席は、第3軍管区の忠誠心、規律性、創造性、そして勇敢さの精神を称賛し、「団結―創意―創造―献身―勝利」という誇るべき伝統を強調しました。これはベトナム人民軍における輝かしい模範となっていると述べました。
世界および地域情勢が急速かつ複雑に変化する中、クオン国家主席は第3軍管区の党委員会と司令部に対し、全体的な戦闘力の中核となる政治的・思想的基盤の強化に注力するよう求めました。
また、陸軍党委員会第12回大会および第3軍管区党委員会2025~2030年大会で採択された決議の効果的な実施を呼びかけ、政治的信念、道徳的品格、指導力を備えた清廉かつ強固な党委員会の構築を訴えました。
 またクオン国家主席は、ホー・チ・ミン主席の軍事思想および党の国防方針、特に新たな状況における祖国防衛戦略を深く理解することの重要性を強調しました。国家主席はさらに、第3軍管区を「革命的で、正規化され、精鋭かつ近代的な」部隊へと発展させ、国防政策に関する迅速かつ的確な助言を行い、「早期から、遠方から」国家の主権を断固として守る能力を備えるよう指示しました。
クオン国家主席はまた、第3軍管区に対し、組織体制の効率化と近代化の推進、科学技術革新の促進、そして訓練や指揮におけるデジタル転換の強化を求めました。
 さらに、常に戦闘即応態勢を高め、世界の紛争から教訓を学び、あらゆる状況に備える必要性を強調しました。
式典では、党と国家の指導部を代表して、クオン国家主席が第3軍管区の武装部隊に対し、訓練、戦闘即応態勢、部隊建設、防衛体制強化における卓越した功績をたたえ、祖国防衛第一等勲章を授与しました。
第3軍管区司令官のルオン・ヴァン・キエム少将は、1945年10月31日に、ベトナム民主共和国政府が八月革命の成果を守るため、第2軍管区と第3軍管区の創設を決定したことを振り返りました。紅河デルタ地域の大部分を管轄する第3軍管区の創設は、独立初期における国家防衛体制強化の重要な節目となったと述べました。
創設から80年にわたる歩みの中で、第3軍管区の将兵たちは常に党、国家、そして人民への絶対的な忠誠心を貫き、国家の独立と自由のために勇敢に戦い、尊い犠牲を払ってきました。 平和の時代においても、彼らは栄光ある伝統と団結の精神を受け継ぎ、党と国家から託されたあらゆる軍事・国防任務を着実に果たしてきました。
その卓越した貢献が評価され、第3軍管区の武装部隊は、金星勲章、ホー・チ・ミン勲章、各等級の独立勲章など、多くの栄誉ある勲章を授与されています。