国会 刑事・司法関連の法案を審議

第15期国会第10会期の一環として、国会議員らは11月4日、拘留・拘禁および移動制限法案、刑事判決執行法改正案、および司法記録法の一部条項を改正・補足する法案について、グループ別に討議しました。

討論で発言する国会議長のチャン・タイン・マン氏(写真:VNA)
討論で発言する国会議長のチャン・タイン・マン氏(写真:VNA)

これら三つの法案の起草および提出は、法制度の整備を進め、二層制の地方行政モデルの実施や、郡レベルの組織廃止後の公安部隊の再編における一貫性を確保するために必要であるとの認識で一致しました。

グループ討議で発言した国会議長のチャン・タイン・マン氏は、これらは複雑な法案であるため、起草および審査機関は関連分野の専門家や学者の意見に引き続き耳を傾け、法案を精査し、国家管理、公安、社会秩序・安全の確保といった要請に応える内容とするよう求めました。

現状においては、デジタルトランスフォーメーションやデジタル化、人工知能(AI)の活用により、法案に関連する課題や内容の自動抽出を進める必要があると指摘しました。

司法省がこれまで担ってきた司法記録証明書発行のためのデータベース管理などの業務が公安省へ移管されることに関して、チャン・タイン・マン国会議長は、両省間の緊密な連携の重要性を強調しました。その上で、司法省は2025年12月31日までにデータの引き渡しを完了できるよう支援すべきだと述べました。

国会議長は、司法記録法の一部条項を改正する法案に関して、データの安全性に関わるリスクや機微情報、犯罪歴に関する問題に特に留意すべきだと強調しました。また、司法記録証明書の発行手続きについて、書類要件の簡素化や処理期間の短縮など、制度改革を進める必要があると指摘しました。さらに、司法記録データベースの構築および運用にあたっては、データの不正利用を防止するため、データ基準に関する規定を新たに設けるべきだと提案しました。

ハノイ選出のグエン・フオン・トゥイ議員は、法案において司法記録証明書は原則として電子形式で発行し、紙媒体は特別な場合に限ることを明記すべきだと提案しました。標準化された識別コードや認証コードが付与された電子証明書や情報は、紙の証明書と同等の法的効力を持つべきだとし、これにより市民はスマートフォンやパソコンで手続きを完結できるほか、行政手続きの負担が大幅に軽減され、効率性と透明性が向上すると分析しました。

刑事判決執行法改正案のグループ討議では、多くの議員が受刑者に組織・臓器の提供や卵子・精子の凍結を認める規定に賛同しました。しかし、受刑者による組織・臓器提供は、親族の生命を救う場合など厳格な条件下に限定すべきだとの意見が出されました。

VNA
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