2026年の国会・地方選挙に向けた全国会議が閉幕

第16期国会および2026~2031年期の各級人民評議会議員選挙に向け、政治局指示の周知を図る全国会議が、予定された全ての議題を終え、11月15日にハノイで閉幕しました。

会議で発言する国会議長兼国家選挙評議会議長のチャン・タイン・マン氏(写真:VNA)
会議で発言する国会議長兼国家選挙評議会議長のチャン・タイン・マン氏(写真:VNA)

この会議は1日の日程で行われ、ハノイの主会場と、首都を含む全国34の省・市の拠点、さらに3,321のコミューン級会場をオンラインで結び、総勢1万2,000人が参加しました。

政府、国家選挙評議会(NEC)、党中央組織委員会、内務省、ベトナム祖国戦線中央委員会の指導者らが、今後の選挙に関連する重要な文書について説明を行いました。

党書記長のトー・ラム氏は基調講演で、選挙の目的や要件、意義、そして今後各省庁や機関、地方行政機関が十分に理解した上で、効果的に実行すべき主要な政策方針について説明しました。

国会議長兼国家選挙評議会議長のチャン・タイン・マン氏は演説で、第13期党中央委員会第14回総会が成功裏に終了したこと、また現在開催中の第15期国会第10会期が現任期の最終会期であることを強調しました。党、国民、軍隊が一丸となって2025年の目標と課題、2021~2025年の5カ年目標の達成、そして第14回全国党大会の準備、さらにベトナム初の全国総選挙から80周年に向けた歩みを進めていると述べました。

今後の選挙の結果は、民主主義の発揮、全民族の強固な団結力の強化、国民の信頼醸成、包括的な国の刷新の成功、そして社会主義ベトナム共和国の建設と防衛のプロセスにとって極めて重要であると指摘しました。

会議終了後、国会常務委員会、国家選挙評議会、政府、祖国戦線中央委員会、各地方当局が連携を強化し、選挙に向けた工程表に沿って着実に指導や進捗管理を進めていくと述べました。

また、当面の主な任務には、国会議員および人民評議会議員の構成や配分の最終決定、候補者推薦に向けた協議会議の開催、候補者名簿の公表、地方選挙機関の設置、広報・啓発活動の強化、そして選挙法順守の確保や治安・秩序、検査・監督体制の維持などを挙げました。こうした取り組みを通じて、民主的で法令に基づき、安全かつ効率的で、国民の意思と願い、主体的権利を真に体現する、能力と品格を備えた代表を選出する選挙の実現を目指すと述べました。

さらに、党組織、各級当局、政府機関、祖国戦線、各種団体の指導部が、厳しい日程の中でも、力強い指導力と組織運営能力、そして決議を実行結果に結びつける力を発揮すべき時期に来ていると述べました。

VNA
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