副首相はあいさつで、外交関係樹立65周年にあたる今年、初めてキューバを訪問できたことに深い感慨を抱いていると述べました。副首相は、地球の裏側で日々ベトナムのイメージ向上に貢献している在キューバ大使館の職員や、ベトナム人コミュニティの人々と会うことが、今回の訪問の大きな意義の一つだと語りました。
また、ベトナムとキューバの模範的かつ特別な関係は、かけがえのない財産であり、すべての在外ベトナム人、特にキューバ在住者が大切にし、育んでいくべき基盤であると強調しました。
副首相は、今回の訪問の成果についてコミュニティに説明し、経済・貿易協力において具体的な進展があったと述べました。二国間貿易協定の実施を担う合同委員会の初会合では、貿易額を5億ドルに引き上げるという共通目標が設定され、決済手段、投資促進、バイオテクノロジーや医薬品分野での協力強化に重点が置かれました。
また、キューバのオスカル・ペレス=オリーバ・フラガ副首相との会談では、キューバの食料安全保障強化に向け、農業や水産業などの重点プロジェクトを加速させることで合意しました。
副首相は、これらの進展はキューバに進出するベトナム企業や現地コミュニティに大きな機会をもたらすと指摘しました。キューバには依然としてハイテク農業、再生可能エネルギー、バイオテクノロジーなどの分野で大きな潜在力があると述べ、資金やノウハウだけでなくキューバへの真摯な思いを持って事業を展開してきた先駆的なベトナム企業に対し、“経済大使”としての役割を引き続き果たし、より多くの投資家を呼び込むよう呼びかけました。
レー・クアン・ロン大使は、投資分野が二国間関係の明るい側面であり、ベトナム企業がアジア太平洋地域の投資家の中でキューバにおいて主導的な地位を占めていると報告しました。ベトナム人コミュニティは規模こそ小さいものの、両国の特別な友好関係を背景に、現地の動向を注視しつつ、二国間の連帯強化に向けた実践的な提案を行う信頼できる架け橋となっていると述べました。