ベトナム共産党中央委員会書記長のトー・ラム氏は、ベトナム人民軍(VPA)が新たな発展段階に万全に備えるために堅持すべき5つの主要な柱を明らかにしました。
12月4日、ハノイで開催された中央軍事委員会第15回会議で発言したトー・ラム書記長(同委員会書記も兼任)は、VPAが「揺るぎない政治的信念」「厳格な規律」「確かな技術力」「卓越した軍事戦術」「堅固な兵士福祉」を確保しなければならないと強調しました。
書記長は、全ての将兵に対し、この方針を日々の実践の指針とし、新たな状況下での軍隊建設の基準とするよう呼びかけました。
トー・ラム書記長は、軍が2025年の軍事・防衛・党建設任務を成功裏に完遂し、多くの課題を極めて優れた形で遂行したと評価しました。
また、2026年は第14回党大会決議の実施初年度であり、近代的な軍隊と全民防衛体制の構築方針が含まれる戦略的に重要な年であると指摘しました。同年には第16期国会および2026~2031年任期の各級人民評議会議員選挙も実施されます。2026年のテーマは「先進的かつ近代的な兵器・装備の研究・生産への決意」とされ、中央軍事委員会が決議を具体的な行動に移す決意を示しています。
書記長は、委員会および国防省に対し、第14回党大会決議および政治局の主要な戦略的決議を十分に理解し、効果的に実施するよう求めました。また、軍が党の指導方針や政策の実践において模範となる重要性を強調しました。
また、戦略的研究と予測の強化、党と国家への適切な対応策の助言、軍事・防衛に関する必要な決議・指令・法律・プロジェクトの提案の重要性を指摘しました。全民防衛体制の強化や、国防省と他省庁・部門・地方行政機関との連携強化も優先事項とされました。
さらに、委員会と国防省は、軍内での党の思想教育を効果的に実施し、祖国・党・国家・国民への絶対的忠誠を確保し、戦闘・災害対応・捜索救助・自然災害や戦争被害の克服に常に高い即応態勢を維持する必要があると述べました。
トー・ラム書記長は、引き続き精鋭で強固かつ近代的な軍隊の構築、人材育成の質向上、科学技術革新とデジタルトランスフォーメーションの加速、後方・技術支援の強化、兵士の生活条件の改善の重要性を強調しました。
書記長は、国際社会への参画と国防外交の拡大、主要パートナーとの戦略的バランスの維持、平和で安定した環境の確保、国連平和維持活動・人道支援・災害救援への積極的な参加の必要性も指摘しました。
また、軍隊における党建設については、政治局が発出した人事規定の厳格な実施、効果的な人材誘致政策、有能で近代的な幹部団の育成を求めました。さらに、軍全体が第14回党大会の準備に積極的に貢献するよう呼びかけました。