国家主席、新任外国大使の信任状を受領

ルオン・クオン国家主席は12月12日、信任状を提出したエジプト、インド、チリ、シンガポールの各国大使および、ラトビア、アルバニア、ネパール、ウズベキスタン、ジブチ、ガボン、赤道ギニア、ソマリア、チャド、パラグアイの非常駐大使と相次いで会見しました。

2025年12月12日ハノイにて。ルオン・クオン国家主席(前列左から4人目)と新たに任命された駐ベトナム外国大使ら(写真:VNA)
2025年12月12日ハノイにて。ルオン・クオン国家主席(前列左から4人目)と新たに任命された駐ベトナム外国大使ら(写真:VNA)

エジプト大使ハニー・モスタファ・モハメド・モスタファ・ハッサン氏の表敬を受けたクオン国家主席は、ベトナムがエジプトの地域の平和と安定への役割、地位、貢献を高く評価していると強調しました。また、同国の「2030ビジョン」実現における成果を祝意をもって称えました。

また、両国関係が包括的パートナーシップへと格上げされたことを歓迎し、ベトナムの指導者は、貿易・投資、技術、農業、人的交流、防衛・安全保障協力、多国間フォーラムでの連携と相互支援など、新たな協力枠組みの効果的な実施を呼びかけました。

モスタファ・ハッサン大使は、両国間の協力促進に全力を尽くし、両国間で締結された合意の実施に向けてベトナム当局と緊密に連携することを約束しました。

また、ベトナムが技術、情報、通信分野などでの発展経験を共有し、農業協力をさらに強化し、エジプト産品のベトナム市場進出を後押ししたいと述べました。

インド大使ツェリン・W・シェルパ氏のベトナム着任を祝し、クオン国家主席は、ベトナムがインドとの長年にわたる友好関係を常に重視していると述べました。

シェルパ大使は、ベトナムがインドの「アクト・イースト政策」およびインド太平洋戦略における重要なパートナーであると述べ、在任中に両国間、またインドとASEAN間の貿易・投資協力をさらに推進したいとの意向を示しました。

2025年12月12日、ハノイで新任外国大使らと会談するルオン・クオン国家主席(写真:VNA)
2025年12月12日、ハノイで新任外国大使らと会談するルオン・クオン国家主席(写真:VNA)

クオン国家主席は、インド大使の意見に同意しつつ、ベトナムとインドは強固な友好関係を有しているものの、経済・貿易・投資分野での連携は両国の潜在力に見合っていないと指摘しました。その上で大使に対し、あらゆるレベルでの交流を通じた政治的信頼の強化、既存合意の効果的な実施、10周年を迎えた包括的戦略的パートナーシップの実質的な進展に注力するよう求めました。

また、両国が地経学的優位性と市場の潜在力を活かし、経済・貿易・投資協力で飛躍的な発展を遂げるとともに、防衛・安全保障、科学技術、人的交流、その他の相互関心分野でも協力を推進するよう呼びかけました。

さらに、両国が地域・国際フォーラムで引き続き連携・支援し合うべきだと強調しました。ベトナムはインドの「アクト・イースト政策」を支持し、インドがASEAN市場へアクセスするための架け橋となる用意があると表明しました。

チリ大使ナスリー・イサベル・ベルナル・プラドの着任を歓迎し、クオン国家主席は、両国の友好と協力強化に積極的に貢献することへの期待を示しました。

国家主席は、ベトナム・チリ両国の外交関係樹立から約55年を経て、関係が実り多く発展していることを強調し、南米の伝統的友好国であるチリとの関係を常に大切にしていると述べました。

そのうえで、チリはベトナムにとって地域の主要パートナーの一つであるとし、大使に対し、代表団交流の強化、2026年の外交関係樹立55周年の準備、国際・多国間フォーラムでの連携強化を優先するよう要請しました。

ベルナル・プラド大使は、強固な政治的関係を基盤とした両国の協力拡大を強調し、在任中は経済・貿易協力や人的交流を政治関係の水準に見合うよう推進し、ベトナム・チリ包括的パートナーシップのさらなる深化に努めると述べました。

シンガポール大使ラジパル・シンの着任を歓迎し、クオン国家主席は、シンガポールがベトナムの親しい友人であり、重要な経済パートナーであると強調しました。党、国家、政府、国会の各チャンネルを通じた定期的なハイレベル交流や、効果的な二国間協力メカニズム、文化・教育・人的交流の拡大など、信頼性の高い緊密な政治関係に満足の意を示しました。

在任中、大使が両国間の交流訪問やハイレベル会談の促進、今後5年間のベトナム・シンガポール包括的戦略的パートナーシップの行動計画の効果的な実施の架け橋となることへの期待を表明しました。

また、科学技術、人工知能、デジタルトランスフォーメーション、グリーン転換、防衛・安全保障、その他の潜在分野での協力拡大を促し、地域と世界の団結・平和・安定のために強固なASEAN共同体の構築に共に貢献する重要性を強調しました。

シン大使は、両国の長年にわたる友好と緊密な協力関係を基盤に、あらゆる分野での協力促進に最善を尽くすと述べ、2026年の実施を目指して両党間の戦略対話メカニズムの早期設立を希望すると表明しました。

経済協力については、シンガポール企業がベトナムへの投資拡大や、ハイテク、再生可能エネルギー、スマートインフラ、持続可能な都市開発分野でのベトナム企業との連携強化に意欲を示していると述べました。

非常駐大使の信任状接受式で国家主席は、地政学、経済、安全保障を巡る世界情勢が変化し、従来型および非従来型の課題が重なり合う中でも、ベトナムは団結の促進、改革の推進、経済再編を継続し、2030年までに現代的な工業基盤を持つ中所得上位国、2045年までに高所得の先進国となる目標を堅持していると述べました。

そして、地理的な距離にもかかわらず、南アジア・中央アジア・アフリカ・ラテンアメリカ・バルト・バルカン諸国との友好関係が、長年の友好を基盤に強化されていることに満足の意を示しました。

また、ベトナムは一貫して、独立・自主、多角化・多様化の外交政策を追求し、国際社会への参画において友好国、信頼できるパートナー、積極的かつ責任あるメンバーであり続けると強調しました。独立闘争や国家建設における国際友人の支援と善意を重視し、ASEANへの架け橋となることで経済関係を強化し、中所得国や発展途上国に利益をもたらす用意があると述べました。

最後に国家主席は、大使らが任務を遂行するための有利な条件を常に整えるとした上で、企業間の橋渡し役として二国間・多国間協力を拡大し、各国との友好と共通利益の強化に実質的に寄与するよう期待を示しました。

VNA
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