首相、国家主権・領土保全を守るための主要原則を強調

ファム・ミン・チン首相は、12月15日にハノイで開催された国家国境委員会設立50周年記念式典に出席し、国家の独立、主権、統一、領土の一体性を守る上での重要な原則を強調しました。

ファム・ミン・チン首相が国家国境委員会に一等労働勲章を授与した。(写真:NDO)
ファム・ミン・チン首相が国家国境委員会に一等労働勲章を授与した。(写真:NDO)

チン首相は、独立、主権、統一、領土の一体性を守るために、断固としつつも柔軟な対応の必要性を強調しました。また、国家利益を守るための最重要手段として、法的・技術的手段、二国間協定、特に1982年国連海洋法条約(UNCLOS)を一貫して適用すること、そして協力と対話を粘り強く追求し、相違点を解決し、平和と安定を維持するための根本的かつ長期的な解決策を模索することの重要性を訴えました。

チン首相は、過去50年にわたり献身的に職務を果たしてきた委員会の歴代幹部・職員を高く評価し、国境は国家の生活空間を定義する神聖な象徴であると強調しました。また、同委員会を外交・法務・実務の最前線で活動する「縁の下の力持ち」と表現し、国家主権を守るうえで重要な役割を果たすと同時に、近隣諸国との友好関係強化にも寄与してきたと述べました。

式典で挨拶するファム・ミン・チン首相(写真:VNA)
式典で挨拶するファム・ミン・チン首相(写真:VNA)

1975年の設立以来、同委員会は与えられた任務を献身的かつ粘り強く遂行してきました。その活動は、陸上および海上の国境画定と管理に大きく貢献し、独立、国家主権、統一、領土の一体性を堅固に守るとともに、ベトナムと隣国との間に平和・安定・発展の国境を築くことに寄与しています。

陸上では、ベトナムは中国、ラオス、カンボジアとの国境画定を完了し、中国およびラオスとの国境標識の設置も終了、カンボジアとの作業も約84%が完了しています。国境画定・管理に関する法的文書の締結は、平和・安定・友好・協力・発展の共有国境を強化し、国際社会への参画を進め高い国際的威信を持つ平和を愛する国家としてのベトナムのイメージを確立するのに貢献しています。

海上では、同委員会は関係機関と連携し、特に1982年UNCLOSに基づき、国際法に則ったベトナムの権利と正当な利益の確立・保護に取り組んできました。また、カンボジア、タイ、マレーシア、インドネシア、中国など隣国との海上境界画定や協力協定の助言・交渉を成功させ、東海の複雑な問題解決にも積極的に関与しています。

チン首相は、党と国家が同委員会を高く評価していることを改めて強調し、党の指導方針を堅持しつつ、原則を守りながらも柔軟な対応を心がけ、国境・領土問題の処理において法治を貫く必要性を強調しました。

また、国境地域への投資の重要性にも言及し、国境に暮らす一人ひとりの国民は、国家の最前線に立つ「生きた標識」と見なされるべきだと述べました。

式典では、党と国家を代表して、チン首相が国家国境委員会に一等労働勲章を授与しました。

首相の指示を受け、レー・ホアイ・チュン外務大臣は、同委員会が誇るべき伝統を今後も守り抜き、ベトナムの主権、領土、権利、正当な利益を守るために最大限の努力を続け、平和で安定した環境を維持し、新時代の国家発展に貢献していくと表明しました。

VNA
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