今年10か月間の観光収入は1兆700億ドンを超えており、2024年同期と比べて約80%増加しました。これにより、フエの観光業はすでに年間観光客数目標の約98%、外国人観光客数目標の95%、総収入計画の90%以上を達成しています。年末の2か月間は外国人観光客のピークシーズンにあたり、フエはすべての目標を上回り、2025年国家観光年において中部ベトナムの観光拠点としての地位を改めて確立することが期待されています。
市内の旅行業界は拡大を続けており、現在、認可を受けた旅行会社は87社に上っています。その内訳は、国際旅行会社が65社、国内旅行会社が15社、観光代理店が7社です。今年最初の9か月間には、433件のツアーガイド証が新規発行または更新され、累計発行数は3,753件となりました。このうち、国際ツアーガイドが2,613件、国内ツアーガイドが1,140件を占めています。
フエ市には899の宿泊施設があり、客室数は1万4,300室、ベッド数は2万3,000床に上ります。中でも、3つ星から5つ星のホテルが25施設を占め、計3,486室・5,472床を備えており、高級志向の旅行者の需要にも十分に応えています。
これらの数字は、フエ市観光業の力強い回復と飛躍的な成長を示しており、2025年国家観光年の開催地として大きな成功を収めるための確固たる基盤を築いています。