会談でザン国防大臣は、両国の外交関係樹立から約50年にわたる強固な友好関係と多面的な協力関係を強調し、国防分野を含む協力の大きな可能性について言及しました。
ザン大臣は、ハルク・ギョルギュン氏の10月13日から14日にかけての実務訪問が、2023年11月のファム・ミン・チン首相によるトルコ公式訪問時に発表されたベトナム・トルコ共同声明に明記された、両国首脳による国防産業協力強化への取り組みを具体化する重要な意義を持つと述べました。
双方は、地域および国際的な関心事項についても意見交換を行いました。
ザン大臣は、軍事同盟に参加しない、他国と連携して第三国に対抗しない、他国に軍事基地の建設やベトナム領土の利用を許可しない、国際関係で武力の行使または威嚇を行わないという、ベトナムの一貫した「4つのノー」国防政策を強調しました。また、ベトナムは平等と共通利益のための相互尊重に基づき、二国間および多国間の国防協力を拡大し、地域と世界の平和・安定・協力・発展に貢献したいとの意向を表明しました。
ザン大臣は、トルコを含む国際的なパートナーからの国防装備の調達は、国防能力の強化と主権・平和の維持を目的としていると強調し、軍需産業分野での国際協力を拡大し、軍事装備の生産における自主性の確立を目指す意向を示しました。これまで、ベトナムとトルコは国防産業分野での協力強化に取り組んでおり、7月に署名された覚書は、両国の需要と能力に応じた協力拡大の枠組みとなっています。また、両国国防省間の高官代表団の交流も強化されており、国防・国防産業分野での幅広い協力や、相互の国防展示会・見本市への積極的な参加にも寄与しています。
今後についてザン大臣は、あらゆるレベルでの代表団交流の強化、情報共有、各国主催の国防展示会への参加を中心に、協力をより深く実質的なものとするため、引き続き連携していくことを提案しました。
また、ベトナム国防省は、トルコの国防企業とベトナム軍関連機関の間の、製品に関する情報共有や協力可能な分野の特定を目的とした連携を積極的に支援していく用意があると述べました。
一方、ハルク・ギョルギュン長官は、直近の台風によるベトナムの被害に対し哀悼の意を表するとともに、今回の訪問が二国間協力推進に対するトルコの強い意思を表すものであると強調しました。
ギョルギュン長官は、署名済みの覚書が共同プロジェクトの実施やパートナーシップにおける信頼と安全の構築において重要な基盤となることを確認し、両国が国防分野でのパートナーシップをさらに強化することや、新たな協力分野の開拓にも期待を示しました。