懇談会には、バングラデシュ外交記者協会(DCAB)会長をはじめ、バングラデシュ・サンバッド・サングスタ(BSS)、UNB、インディペンデント・テレビジョン、ATNニュース、バングラデシュ・ポスト、ダッカ・バングラ・チャンネル、ビジネス・イン・バングラデシュ、アビエーション・エクスプレスなど、主要な現地報道機関やメディアの代表者が出席しました。
クオン大使は挨拶の中で、2025年がベトナムにとって重要な節目の年であることを強調しました。具体的には、ベトナム共産党創立95周年、南部解放・国家統一50周年、8月革命および建国記念日(9月2日)80周年を挙げました。
世界的・地域的な課題が山積する中にあっても、ベトナムは2025年に確かな成果を上げたと強調しました。その背景には、党・国家による果断な指導のもと、二層制地方行政モデルへの移行、省市の再編、政府機構の簡素化など、大規模な行政改革が進められたことがあると説明しました。
経済面では、ベトナムは急速かつ持続可能な成長を維持し、2025年のGDPは8%以上の増加が見込まれ、経済規模は約5,100億ドルに達し、世界第32位となる見通しだと説明しました。また、外国直接投資(FDI)も増加傾向を維持し、2021~2025年の期間で1,850億ドルが投資され、ベトナムはFDI流入において新興国市場上位15か国入りを果たしたとしました。さらに、観光分野も際立っており、2025年には2,000万人を超える外国人観光客を誘致したと述べました。
また、独立・自立、多角化・多国間化を柱とする外交路線、主体的かつ積極的な国際社会への参画、「四つのノー」を掲げる国防政策のもと、2025年は外交面でも大きな成果を収めたと述べました。現在、ベトナムは195か国と外交関係を有し、そのうち40か国とは包括的パートナーシップ以上の関係を築いており、国連安全保障理事会の常任理事国5か国すべてと包括的戦略的パートナーシップを結んでいます。また、60以上のパートナーと17の自由貿易協定(FTA)を締結・発効させ、貿易自由化、公正な競争、持続可能な発展を後押ししています。
二国間関係についてクオン大使は、長年にわたるベトナムとバングラデシュの友好関係がさらに深化していると述べました。貿易・経済協力は関係の柱であり、近年の二国間貿易額は10億ドルを超えています。現在、特恵貿易協定(PTA)の草案策定、ハラール認証の相互承認、新たな航空協定に向けた協議が進められており、早ければ2026年にも直行便が就航する可能性があるとしました。
大使は、両国関係が今後も発展し、両国民に具体的な利益をもたらすと確信を示しました。
DCABのAKMモイヌディン会長は、ベトナムとその国民に対する深い敬意と特別な親しみを表明しました。両国は国の解放闘争の歴史に共通点があり、国家建設と発展においても互いに支え合ってきたと述べました。
メディア関係者は、近年のベトナムの目覚ましい社会経済的・外交的進展を称賛し、両国首都間の早期直行便開設への期待や、ベトナムを訪れてその文化や日常生活を直接体験したいとの関心を示しました。
現地メディアは、今後もベトナム大使館との協力を強化し、ベトナム関連の話題や重要な外交行事について継続的に報道していく意向を改めて表明しました。