カンボジアの近年における国家建設と発展の重要な成果を称賛しつつ、ルオン・クオン国家主席は、ノロドム・シハモニ国王の賢明な統治とカンボジア人民党、ならびにカンボジア国家および政府の指導方針の下、カンボジアが今後も平和、安定、そして繁栄した発展に向けて、より大きく包括的な成功を収めていくとの確信を示しました。
国家主席は、両国民が独立、自由、平和のために築き上げてきた長い歴史と価値観、そして深い絆と犠牲の精神を強調しました。伝統的な連帯、友好、包括的協力は戦略的な意義を持ち、複雑化する地域・国際情勢の中で、両国が共に平和、安定、持続可能な発展を維持するための重要な基盤であると述べました。
また、両国の友好関係が着実に進展していることに喜びを示し、党間関係が戦略的な指針となり、防衛・安全保障協力が主要な柱であり、経済協力が顕著な成果を上げていることを強調しました。二国間貿易は力強い成長を記録しており、教育、人材育成、文化、観光、人的交流の分野でも協力が一層促進され、両国民の相互理解と長期的な絆の強化に寄与していると述べました。
さらに、政治的信頼のさらなる強化、代表団の交流やハイレベルな接触の拡大、防衛・安全保障協力における緊密な連携の重要性を強調し、両国が協力して、若い世代に両国関係の歴史的意義を広く伝えることを提案しました。
ルオン・クオン主席は、カンボジアとタイの国境紛争解決における前向きな進展を高く評価し、両国が停戦と国境緊張緩和の措置に合意する共同宣言に署名することを歓迎すると表明しました。ベトナムは、関係当事者が国際法とASEANの連帯精神に基づき、平和的手段で意見の相違を解決することを支持すると述べました。
この機会に、国家主席はチェア・キムタ大使が新たな立場において、両国の連帯、友好、長期的な協力の強化に貢献する架け橋として引き続き活躍することへの期待を表明しました。
チェア・キムタ大使は、在任中に両国関係の促進という任務を果たすことができたのは、国家主席をはじめベトナムの指導者らの一貫した関心と支援のおかげであるとして、深い謝意を表しました。
大使は、両国関係の前向きな発展を喜ばしく思うとし、その成果はあらゆるレベルでの積極的な代表団交流に明確に表れており、政治的信頼と相互理解の強化に寄与していると述べました。そして、両国の友好は、歴代の指導者と国民によって育まれてきた貴重な財産であると強調しました。
大使は、近年のベトナムの急速な発展と顕著な成果を祝福し、行政の合理化と改革に関する同国の政策を高く評価しました。そのうえで、ベトナム共産党の的確な指導方針の下、ベトナムが2030年までに現代的な工業基盤を持つ高中所得国、2045年までに先進的な高所得国となるという目標を着実に実現していくとの確信を示しました。
また、ベトナムが国際法に則り、対話の促進、信頼醸成、平和的手段による紛争解決において果たしている役割を評価し、それが地域の平和、安定、協力の維持に貢献していると述べました。