ベトナム 国連平和維持活動を振り返り総括

ベトナム国防省は10月16日、ハノイで会議を開催し、国連平和維持活動を成功裏に完了した第3次工兵部隊および第6次レベル2野戦病院の任務を総括しました。

会議に出席した第3次工兵部隊および第6次レベル2野戦病院の任務団(写真:VNA)
会議に出席した第3次工兵部隊および第6次レベル2野戦病院の任務団(写真:VNA)

昨年9月、ベトナム平和維持局は、第6次第2級野戦病院(63名)を国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に、第3次工兵部隊(184名)を国連アビエ暫定治安部隊(UNISFA)に派遣しました。両部隊は任務を無事に完了し、帰国しました。

会議の議長を務めたホアン・スアン・チエン上将(党中央委員会委員、中央軍事委員会常任委員、国防副大臣)は、両部隊の卓越した任務遂行と完全な安全確保を高く評価しました。

チエン上将は、今後中央軍事委員会および国防省が、規模・形態・部隊の種類・活動地域の面で、ベトナムの国連平和維持活動への参加拡大を引き続き検討していく方針を強調しました。

また、チエン上将は、ベトナムの平和維持部隊を新たに5種類の部隊(機械化歩兵部隊、通信部隊、憲兵または監視部隊、空港支援部隊、多目的輸送ヘリコプター部隊)に拡大することについて政治局に報告し、承認を求めていることを明らかにしました。

さらに、帰還した将兵に対する適切な政策や配置の実施を呼びかけるとともに、2025年から2030年に向けて質の高い人材育成の必要性を強調しました。

工兵部隊は任務期間中、主要補給路300km以上の修復・改良、K-31土壌安定化技術を用いた27,215平方メートルの滑走路強化を行ったほか、2棟の大規模作業場建設を予定より3か月早く終えました。また、平和維持部隊向けのスマート兵舎を開発し、品質・納期ともに目標を上回り、主要輸送路で立ち往生した200台以上の大型車両の救出にも貢献しました。

一方、野戦病院は国連職員や現地住民を含む2,650人の患者に医療を提供し、多くの複雑・重篤な症例にも対応しました。理学療法は6,585件実施され、ベトナムの伝統医療における高度な専門性を国際社会に示しました。さらに、マラリア、サル痘、コレラなどの感染症対策も効果的に実施しました。

VNA
Back to top