ドイツ・ヘッセン州のティモン・グレメルス科学研究・芸術文化相は10月21日、同州がベトナムの国際金融センター開発を支援し、特に人材育成、コンサルティング、投資促進の分野で協力する用意があると述べました。
グレメルス氏はハノイでグエン・ホア・ビン常任副首相と会談した際、多くのドイツ企業や投資家が、ベトナムを豊富な機会と大きな潜在力を持つ魅力的な投資先と見ていると述べました。
また、ベトナム政府が今後もドイツの投資家に対し、長期的かつ効果的なパートナーシップを築くための良好な環境を整え、双方の利益と発展に資することを期待していると述べました。
これに対し、ビン常任副首相は、ベトナムがドイツ、特にヘッセン州との戦略的パートナーシップを常に重視し、さらに深化させたいと強調しました。ベトナムとドイツの戦略的パートナーシップは、政治、経済、教育、科学、技術など多岐にわたって拡大していると述べました。
常任副首相はまた、国際金融センターの開発に関するヘッセン州の経験を学ぶため、3月に同州を訪問したことや、10月にフランクフルトで開催された世界国際金融センター連盟(WAIFC)年次総会に出席したことについても言及しました。
ビン常任副首相は、ドイツで医療や技術分野の人材需要が高まっていることを踏まえ、これに応える人材育成力と供給能力を備えたベトナムは、ヘッセン州との間で国際金融センターの開発に加え、労働・雇用分野でも一層緊密な協力関係を築いていきたいとの考えを示しました。
常任副首相はまた、ベトナムとドイツの外交関係樹立50周年を記念し、ハノイとホーチミン市で公演を行ったヘッセン州立交響楽団に謝意を表しました。
両者は、両国の強固で実りある協力関係に満足の意を示し、その象徴的な成果としてベトナム・ドイツ大学(VGU)を挙げました。
さらに、ベトナムが国際金融センターの設立を計画していることを踏まえ、ドイツ、特にヘッセン州がこれまでに貴重な支援を提供してきたことについても言及されました。VGUではすでに国際金融に関する2つの講座が開講されており、今後さらに拡充される予定です。学生たちは、ヘッセン州を含むドイツの第一線で活躍する金融分野の専門家による質の高い指導を受けています。