ベトナムとブルガリアの両国首脳 ソフィアでビジネスフォーラムに出席

ベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長は、公式訪問中のブルガリアで、現地時間10月23日午後にソフィアで開催されたベトナム・ブルガリアビジネスフォーラムに出席しました。

ベトナム共産党中央委員会書記長のトー・ラム氏(左)とブルガリアのルメン・ラデフ大統領は、2025年10月23日にソフィアで開催されたベトナム・ブルガリアビジネスフォーラムに出席した。(写真:VNA)
ベトナム共産党中央委員会書記長のトー・ラム氏(左)とブルガリアのルメン・ラデフ大統領は、2025年10月23日にソフィアで開催されたベトナム・ブルガリアビジネスフォーラムに出席した。(写真:VNA)

このイベントは、ベトナム財務省、在ブルガリア・ベトナム大使館、ブルガリアのイノベーション・成長省の共催で開催され、ブルガリアのルメン・ラデフ大統領も出席しました。両国から多数の企業代表が参加しました。

開会の挨拶でラデフ大統領は、両国間の長年にわたる友好関係を強調し、今回のフォーラムは、ベトナムとブルガリアの協力・友好関係がより包括的かつ実質的、効果的な発展の新たな段階に入る中で、重要な意義を持つイベントであると述べました。

両国首脳がフォーラムで複数の協力協定の交換を見守る(写真:VNA)
両国首脳がフォーラムで複数の協力協定の交換を見守る(写真:VNA)

ラデフ大統領は、これまでにブルガリアが3万人以上のベトナム人専門家、学生、研究者を育成してきたことに触れ、その多くが現在、政府や経済、科学、文化分野で重要な役職に就き、両国の友好関係に大きく貢献していると述べました。

また、ラデフ大統領は、ラム書記長の公式訪問中に両国が二国間関係を戦略的パートナーシップへと格上げする共同声明を採択し、双方向貿易強化のための堅固な基盤を築いたことに言及しました。さらに、ベトナムのドイモイ(刷新)政策や国づくり、発展における成果を高く評価し、ベトナムが安定と力強い成長を維持し、世界経済の中で際立つ存在となっていると称賛しました。

大統領は、ブルガリアが、イノベーションやハイテク、AIの分野における地域のハブとなり、高付加価値の技術製品を生産しているとし、両国企業が相互に投資しやすい環境を整えるよう呼びかけました。

また、ブルガリアが強みを持つ科学技術、クリーン農業、医薬品、教育、再生可能エネルギー、物流分野での協力を提案しました。さらに、教育・人材育成や労働分野での継続的な協力にも期待を示しました。ラム書記長は、ラデフ大統領がフォーラムに出席した意義を強調し、これが両国間のビジネス・投資協力を促進するための強い意志の表れであると述べました。

トー・ラム書記長は、現在の世界は地政学だけでなく、経済や貿易の面でも複雑かつ予測困難な変動を経験しており、それが機会と課題の両方をもたらしていると指摘しました。同書記長は、こうした世界経済の困難な状況においてこそ、両国がそれぞれの発展ニーズに応えるために実質的な価値を創出する協力を進めることが一層重要であると強調し、その中でも経済・貿易・投資協力を両国関係の主要な柱として位置づけました。

書記長は、ブルガリアの発展は科学技術の進歩、イノベーション、そしてデジタル転換によって支えられ、それが労働生産性の向上を促していると述べました。また、両国が科学技術、デジタル転換、防衛・安全保障、防衛産業、人材育成の分野での協力をさらに強化していくよう呼びかけました。

書記長は、ベトナムの党と政府が常に国際的な友人やパートナーと寄り添い、意見に耳を傾け、共有しながら歩む姿勢を堅持していると強調しました。また、国家建設と発展の過程において、外国投資家、特にブルガリアの投資家による引き続きの支援と協力に期待を示しました。

このイベントでは、両国の指導者立ち会いのもと、複数の協力文書が交換されました。主なものとして、ベトナム国際仲裁センターとブルガリア商工会議所仲裁裁判所との仲裁協力協定、ホーチミン市工業大学とヴァルナ経済大学との教育・学術交流に関する戦略的協力覚書、ハノイ工科大学とソフィア大学とのAI・機械学習・コンピューター科学分野での包括的国際協力協定、Viettel軍事産業・通信グループとEnduroSat EADとの宇宙技術協力協定、そしてTri NamグループとSoftwareグループとの情報技術およびデジタルトランスフォーメーションに関する協力協定などが含まれています。

VNA
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