トー・ラム書記長は、ベトナム共産党がブルガリア社会党および同国の左派政党との関係強化を極めて重視していると強調し、これらの政党は、ベトナムとブルガリアの関係において切り離すことのできない重要な存在だと位置づけました。
書記長は、ベトナムの過去の民族解放闘争およびその後の発展において、ブルガリアの共産主義者や国民から寄せられた貴重な支援に感謝の意を表しました。また、両党間の協力をさらに強化し、両国関係の発展に寄与したいとの意向を示しました。
書記長はまた、ベトナム共産党がブルガリア社会党をはじめとする同国の政党や左派勢力との友好・協力関係を促進し、将来のベトナムとブルガリアの戦略的パートナーシップの発展に向けた政治的基盤を一層強化していく方針であると強調しました。
一方、ザフィロフ党首は、トー・ラム書記長の公式訪問を心から歓迎し、ベトナムへの深い親愛の情と、ベトナム共産党の指導の下で約40年にわたるドイモイ(刷新)政策を経て同国が達成した社会経済的成果への敬意を表しました。
また、トー・ラム書記長の訪問と両国関係の戦略的パートナーシップへの格上げは、両国関係における歴史的な転換点であると強調しました。
ザフィロフ党首は、ブルガリア社会党および同国の左派政党が、常に両国の友好と協力関係の強化を支持していると述べました。
トー・ラム書記長とザフィロフ党首は、新たな関係枠組みに沿って、あらゆるレベルでの政治対話と交流を促進していくことで一致しました。
また、党機関間の協力強化、学術セミナーやフォーラムを通じた理論交流の推進、人材育成分野での連携、青少年交流の拡大にも取り組むことで合意しました。
この機会に、トー・ラム書記長は、ザフィロフ党首に近くベトナムを訪問するよう呼びかけました。