両者は、理論およびイデオロギー交流の強化に重点を置きつつ、定期的な協力を維持することで合意しました。
会談の中で、クエット氏は両党による第20回理論セミナーの成功を称賛し、中国側代表の今回の訪問が、両党および両国の最高指導者間で達成された共通認識を具体的な行動に移すものであると強調しました。
クエット氏はまた、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席を中心とする中国共産党が、第20回党大会で掲げた目標を必ずや実現すると確信していると述べました。さらに、ベトナムが中国との関係発展を極めて重視し、最優先事項としていることを改めて強調しました。
一方、李氏は、クエット氏およびベトナム共産党中央委員会宣伝教育大衆動員委員会と緊密に連携し、二国間協力を強化して中国・ベトナム関係のさらなる発展に貢献する用意があると述べました。
両者は、ベトナム・中国関係が着実に進展していること、特に双方の宣伝機関間の協力がますます重要な役割を果たしていることを高く評価しました。
両党トップ間で達成された共通認識を徹底的に実行する必要性を強調し、新たな時代における党対党関係の促進で一致しました。また、理論研究や党の建設に関する経験共有を一層推進することが重要だとの認識も共有しました。
両者は、両党の宣伝組織間の協力と友好交流を強化するためのいくつかの方向性についても協議しました。
これに基づき、両党の宣伝機関は、理論・思想分野の交流や、両党・両国・両国民の伝統的友好と包括的協力の成果に関する広報を強化するとともに、両国の報道機関や大衆団体、特に若い世代の間での協力拡大にも取り組む方針です。
双方はまた、平和と安定の維持に向けて連携し、ハイレベルで共有された認識および国際法に従い、相違点の適切な管理と円滑な解決に取り組むことで一致しました。