ベトナムアクションエイド・インターナショナルは、ベトナム防災パートナーシップの加盟団体として、緊急支援を提供する取り組みを進めており、今回の活動もその一環として行われたものです。
今回の支援では、フオンアン区(旧フオンソー区)で、貧困世帯や準貧困世帯、障がい者、重い病気を抱える家族がいる世帯、一人暮らしの女性など、深刻な影響を受けた330世帯にそれぞれ300万ドンが支給され、支援総額は約10億ドンに上りました。これらの世帯の多くは、再定住した元「水上集落」の住民で、生計の確保が難しく、収入が不安定で、自然災害にも脆弱な状況が続いています。
生計回復支援や医療費の補助、洪水後の健康支援に加えて、アクションエイドとAFVは、暴風雨と洪水でインフラが損傷した状況の中でも授業の質の向上に役立ててもらうため、フオンソー小学校に75インチのスマートテレビを寄贈しました。
イベントでは、住民の防災力を高め、災害後の持続的な復旧につなげることを目的に、家計管理に関する研修も実施されました。
また、アクションエイドのスタッフは11月18日から20日にかけて、地元当局や住民グループと連携し、各世帯の被害状況を評価するとともに、適切な人に、実際のニーズに沿った支援を透明性を確保して届けるため、住民からの意見収集も行いました。
NDO