ベトナム滞在中、ウ・ウォンシク国会議長はハノイのホー・チ・ミン主席廟を訪れ、主席に敬意を表しました。
また、党書記長のトー・ラム氏、国家主席のルオン・クオン氏と会談したほか、国会議長のチャン・タイン・マン氏とも会談を行いました。
ベトナム側の指導者たちは、ウ議長の訪問が成功し、両国議会間の協力をさらに推進する上で重要な役割を果たすとともに、あらゆる分野における安定的かつ包括的で持続可能な二国間協力の法的基盤を築くことにつながるとの確信を示しました。
指導者らはまた、両国が戦略的利益を共有し、長年にわたり協力関係を発展させてきたことを踏まえ、ベトナムと韓国が協力の新たな戦略ビジョンを描き、双方の成長につながる機会を創出する好条件が整っていると指摘しました。さらに、両国が今後も緊密な友人であり、信頼できるパートナーとして、それぞれの発展目標と志の実現に向けて歩み続けることへの期待を表明しました。
ウ議長は、イ・ジェミョン大統領をはじめ韓国の高官からの挨拶の言葉を、トー・ラム書記長とベトナムの指導部に伝えました。
同議長は、近年のベトナムの発展を祝意をもって評価し、ベトナムが共産党とトー・ラム書記長の指導の下、その潜在力と決意を生かして力強い成長を続け、2045年の高所得国入りという目標を達成すると確信を示しました。韓国はこの重要な目標の実現に向け、ベトナムと共に歩むと述べました。
さらにウ議長は、両国の立法機関が経済協力の促進に引き続き役割を果たし、多様な交流や協力活動を実施することで、議員間の政治的信頼の醸成や議会の機能強化につなげ、ベトナムと韓国の関係の発展に寄与したいとの期待を示しました。
今回の韓国国会議長のベトナム訪問の中で、両国の立法府は新たな協力覚書に署名しました。また、ウ議長と代表団は、ベトナム第15期国会第10会期に出席したほか、北部ニンビン省の視察も行いました。