首相 "ベトナムはブルネイとの関係深化を一貫して重視"

ファム・ミン・チン首相は、ベトナムが常にブルネイとの包括的パートナーシップの強化を非常に重視しており、今後も両国関係が実質的に発展し、具体的な利益をもたらすとともに、地域の平和、安定、持続可能な発展に貢献することを期待していると述べました。

ファム・ミン・チン首相は2025年12月1日、ハノイでブルネイのハサナル・ボルキア国王と会談を行った。(写真:NDO)
ファム・ミン・チン首相は2025年12月1日、ハノイでブルネイのハサナル・ボルキア国王と会談を行った。(写真:NDO)

12月1日、ハノイで行われたブルネイのハサナル・ボルキア国王との会談において、ファム・ミン・チン首相は、今回の訪問が二国間協力の進捗を振り返り、パートナーシップをより高く、より効果的なレベルへと引き上げる新たな方向性を打ち出す重要な機会であると述べました。

首相は、国王の指導方針の下でのブルネイの政治的安定、堅調な経済成長、充実した社会福祉を高く評価し、同国の高い人間開発指数(HDI)にそれが表れていると指摘しました。また、ブルネイが国家発展ビジョン(ブルネイ・ビジョン2035・ワワサン2035)を成功裏に実現し、ダイナミックで持続可能な経済となることへの確信を表明しました。

ハサナル・ボルキア国王は、ブルネイがベトナムとの包括的パートナーシップの深化に引き続き取り組む方針を改めて示すとともに、中部地域で発生した洪水や土砂災害で被害を受けたベトナム国民に哀悼の意を表しました。

双方は、2023~2027年行動計画の下での力強い進展を歓迎し、頻繁なハイレベル交流、積極的な協力メカニズム、そして力強い経済成長を評価しました。2024年の二国間貿易額は前年比165%増の6億7,140万ドル近くに達し、すでに2025年の目標を上回っています。防衛・安全保障、農業、水産、石油・ガス、ハラール産業、観光、教育分野での協力も引き続き効果的に発展しています。

関係強化に向けて、チン首相は、定期的なハイレベル接触の維持と行動計画の効果的な実施を提案しました。また、石油・ガス、化学、ハラール食品加工、観光、人的交流などの主要分野における経済・貿易・投資協力の強化を呼びかけました。

ベトナムとしては、ブルネイ側が引き続き、ベトナム企業による石油・ガス関連サービスの提供を支援し、輸出向けハラール認証を認め、グローバル供給網への参画を後押しすることを期待していると述べました。ベトナムは、ブルネイの食料安全保障の支援や、ハラール製品向けの原材料供給にも応じる用意があり、両国がコメ取引協定の可能性を探ることも提案されました。

チン首相はまた、特に水産分野や海上法執行に関する情報共有など、海洋協力の強化を呼びかけました。ベトナムは、違法・無報告・無規制(IUU)漁業の撲滅に引き続き取り組み、持続可能な海洋経済の発展に向けた努力へのブルネイの継続的な支援に期待を示しました。

さらに、文化、スポーツ、教育分野での協力拡大、両国民の相互理解の促進、特に教育機関間の連携、学生交流プログラム、共同研究の推進を提案しました。

ハサナル・ボルキア国王は、チン首相の提案に賛同し、エネルギー、水産、ハラール産業、人的交流分野での協力強化の必要性を強調しました。今回の訪問中に署名された協定が、二国間協力に新たな原動力をもたらすと述べました。

両国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)や国連などの地域・国際フォーラムでの緊密な連携を継続し、ミャンマー情勢や東海問題を含む地域の重要課題に関するASEANの共通立場を堅持し、地域および世界の平和・安定・発展のために協力していくことで一致しました。

最後に国王は、適切な時期にチン首相をブルネイに招待したいと述べ、チン首相はこれを快く受け入れました。

VNA
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