党書記長、ベトナム・ロシアの安全と繁栄に向け関係強化を呼びかけ

トー・ラム書記長は12月9日、ロシア安全保障会議書記セルゲイ・ショイグ氏の訪問を受けて会談を行い、この訪問が両国の安全保障、国防、その他の戦略分野における専門機関同士の協力を一層強化する上で極めて重要な意義を持つと強調しました。

トー・ラム書記長とロシア安全保障会議書記のセルゲイ・ショイグ氏が、12月9日にハノイで会談した。(写真:ダン・コア)
トー・ラム書記長とロシア安全保障会議書記のセルゲイ・ショイグ氏が、12月9日にハノイで会談した。(写真:ダン・コア)

トー・ラム書記長は、両国の歴代指導者と国民によって築き、育んできた伝統的友好と深い関係を、ベトナムが常に大切にしていると述べました。また、旧ソ連および現在のロシアが、ベトナムの過去の民族解放闘争や現在の国家建設・国防に対して提供してきた支援に謝意を示しました。

書記長は、ベトナム共産党と国家は、独立・自主、多様化・多角化という外交方針を堅持しており、その中でロシアとの包括的戦略的パートナーシップの深化を最重要課題の一つとしていることを改めて表明しました。

そのうえで、両国および関係機関に対し、首脳レベルで合意された協定や合意、署名済みの協力文書を効果的に実施し、両国の潜在力と強みを最大限に活用して、二国間関係を新たな高みに引き上げるよう呼びかけました。これは、両国の利益のみならず、地域および世界の平和・協力・発展にも資するものだとしています。

書記長は、ロシア安全保障会議代表団とベトナム関係機関との会談の成果を高く評価し、特に国際犯罪対策、テロ対策、サイバーセキュリティ、非伝統的安全保障、戦略的情報交換、人材育成など、実践的な協力分野で合意が得られたことを歓迎しました。

また、急速かつ複雑に変化する国際情勢の中で、ベトナムとロシアは、相互の安全と繁栄を支えるため、連携・協議・経験共有を一層強化すべきだと強調しました。

さらに、ベトナムはロシアが東南アジア諸国連合(ASEAN)との多面的な協力を強化するための橋渡し役を果たす用意があると述べました。

一方、セルゲイ・ショイグ氏は、ロシアがベトナムをアジア太平洋地域における信頼できる最重要パートナーと位置付けており、平和・独立・自主というベトナムの外交方針と、国際社会におけるベトナムの役割拡大を高く評価していると表明しました。

ショイグ氏は、両国の協力は、相互信頼と尊重、国際法の遵守、両国の共通利益に基づいており、安全保障・国防・人材育成・非伝統的安全保障への対応・犯罪防止などの分野で良好な成果が上がっていると述べました。

また、ロシア安全保障会議は、ベトナム関係機関との包括的な協力拡大と、専門機関との戦略的対話の深化を希望しているとし、両国の優先事項や状況に即した協力メカニズムやイニシアティブの拡大、経験共有、支援に積極的に取り組む用意があると強調しました。

両者は、経済・貿易メカニズムの強化や、エネルギー、石油・ガス、農業、機械、ハイテク技術分野でのパートナーシップ拡大の必要性や、地方、企業、業界団体間の連携強化を促し、二国間関係に新たな原動力を生み出すことで一致しました。

両者はまた、科学技術移転や共同研究などの分野での協力推進の重要性を強調し、質の高い人材の育成を通じて、ベトナム・ロシア関係の持続的な基盤を築くため、教育・人材育成にも力を入れることで一致しました。

さらに、文化・人的交流も、相互理解と伝統的友好関係の強化に不可欠であると認識し、今後も文化・芸術・観光交流や、学者・学生の交流プログラムを積極的に推進していくことで合意しました。

VNA
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