セルゲイ・ショイグ書記とロシア代表団のベトナム訪問を歓迎したファム・ミン・チン首相は、両国関係が順調に発展していることに言及し、今回の訪問がベトナムとロシアの伝統的友好関係および包括的戦略的パートナーシップのさらなる強化に寄与するとの期待を示しました。
首相は、ベトナムが過去の困難な時期や現在の国家建設・発展の過程において、旧ソ連、そしてロシアの人々から受けた効果的な支援と協力を常に忘れないと強調しました。歴史の中で幾多の浮き沈みを共に乗り越え、常に寄り添ってきた両国は、今後も両国の指導者と国民が築き上げてきた関係を守り、発展させるために、より一層の努力が必要であると述べました。
一方、ショイグ書記は、ロシアが両国間で既に確立された強固な基盤のある分野での協力をさらに強化し、両国の状況に応じて新たな分野にも協力を拡大し、各国の発展を支え、二国間関係をより深めていきたいとの意向を表明しました。
ショイグ書記は、ロシアがベトナムの各省庁や部門と緊密に連携し、直近のハイレベル訪問や会談で合意された事項を効果的に実施していくと述べました。また、両国関係の促進に向けて、ベトナム政府がロシア政府と協力し、タイムリーな措置を講じていることに感謝の意を表しました。
双方は、近年のベトナム・ロシア協力の主な成果を振り返り、貿易・投資、農業、教育・人材育成、エネルギー・石油ガス、さらには人的交流、文化、スポーツ、観光分野での進展を評価しました。
また、両国関係にはさらなる発展の余地があることを確認し、現状に即した新たな枠組みを模索し、包括的戦略的パートナーシップの強化を図る意向を示しました。
首相は、ロシア政府およびショイグ書記に対し、ロシア在住ベトナム人コミュニティが安定して生活・就労できるよう、引き続き有利な条件を整えるよう要請しました。また、両国国民の往来を促進し、実質的かつ具体的な協力を推進するため、手続きの簡素化を検討するよう提案しました。
この機会に、チン首相はショイグ書記を通じて、ウラジーミル・プーチン大統領、ミハイル・ミシュスチン首相、その他ロシアの高官に対し、挨拶の言葉を伝えました。