12月10日にアンザン省で、国境を越えた輸出入活動および投資機会の促進を目的としたベトナムとカンボジア間の国境貿易連携に関するフォーラムが開催されました。
ベトナム商工省(MOIT)によりますと、2025年1月から9月までの9か月間における陸上国境検問所を通じた二国間貿易額は59億ドルに達し、前年同期比で15.5%増加しました。ベトナムの輸出は主に繊維製品、鉄鋼、水産物が中心で、16.6%増の58億3,000万ドルとなりました。一方、カンボジアからはゴム、カシューナッツ、その他の農産物が輸出されました。
同省は2030年までに二国間取引額を200億ドルに拡大することを目標としており、物流の近代化、倉庫能力の強化、デジタル国境検問所モデルの拡大に重点を置いています。
国内市場局貿易インフラ部のブー・ティ・ミン・ゴック部長は、近年の二国間協定が国境インフラ整備のための重要な法的基盤を築いたと述べました。ゴック氏は、デジタル国境手続きやワンストップモデルの導入により、モックバイ・プノンペン、ティンビエン・タケオといった主要回廊で通関時間が短縮され、貨物輸送能力が向上していると評価しました。
また、モックバイ、サマット、ティンビエン、カインビン、ハティエンといった主要な国際検問所を有するベトナム・カンボジア国境地域は、ASEANへの貿易ゲートウェイとなる潜在力を持つと強調しました。
ゴック氏は、インフラは改善されているものの、多くの市場や物流センターは依然として老朽化し、分散的で、一体的な計画が不足していると指摘しました。
アンザン省商工局のグエン・ズイ・リン・タオ副局長は、ティンビエン、カインビン、ハティエンの国境経済区における物流インフラの整備を優先し、保税倉庫や冷蔵倉庫、新たな交通網の整備を進める方針を示しました。
さらに、アンザン省はデジタルトランスフォーメーションを加速し、国境市場の整備や免税店や国際物流など新たな商業サービスの推進にも取り組むと述べました。
2030年に向けて、商工省は主要国境検問所での近代的な物流センターの整備を優先し、スマートなワンストップ通関手続きを拡大することで、物流コストの削減と国境地域の社会経済発展を促進する方針です。