海外メディア ベトナムの力強い経済成長に注目

channelnewsasia.comやuz.kursiv.mediaなど、アジアおよび欧米のニュースメディアは、ベトナムの目覚ましい経済成長を高く評価し、同国経済がアメリカの関税政策の影響にもかかわらず、強い回復力を示していると報じています。

ハイフォン港での輸出貨物の積み下ろし作業(写真:VNA)
ハイフォン港での輸出貨物の積み下ろし作業(写真:VNA)

各記事によりますと、国内総生産(GDP)の成長データから見て、ベトナムの成長率は同国政府が掲げる今年の8.2~8.5%という高い成長目標に沿ったものであるとともに、世界銀行(6.6%)や国際通貨基金(6.5%)など国際金融機関の予測も上回っています。

引用データによりますと、ベトナムの経済成長の主な原動力として、過去5年間で最高となる188億米ドルの外国直接投資(FDI)、工業生産(年初からの9か月で9.1%増)、外国人観光客数(21.5%増)、小売売上高(11.3%増)などが挙げられます。また、インフレ率も目標範囲内に収まっています。これらの好調な経済指標が株式市場の活性化、投資家のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)への信頼の強化にも寄与しています。

カンボジアのカンボジア語メディアもベトナムの成長データに注目しており、技術的観点から見ても、現在の成長の勢いは長期的な政治的安定と、約40年にわたる経済改革でベトナムが成し遂げた成果を示していると述べました。

イギリスのfinimize.comは、ベトナムの急速な経済拡大がアジアをけん引している一方で、オーストラリアやタイなど他の国々は、インフレの鈍化や消費者心理の慎重さなどの課題に直面していると報じました。

同サイトはまた、ベトナムの成功は的確な政策運営と強固な貿易関係の成果を浮き彫りにしているとし、通貨安にもかかわらず、2024〜2025年において同国の経済は予想を上回る成長を遂げ、域内でもGDP成長率やインフレ抑制の面で上位に位置していると述べました。

各メディアは、ベトナムの成長が、新興経済国の持つ回復力を示していると報じています。生産と輸出の好調が同国における通貨変動や世界的に不安定な情勢への耐性を高めており、サプライチェーンのベトナム移転が進む中、失業率の低さや安定した消費支出と相まって、通貨下落圧力の中でも新興国が成長の勢いを維持できることを証明しているとしています。

VNA
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