ベトナム、2025年2,000万人目の外国人観光客を迎える

ベトナムは12月15日、メコンデルタ地方アンザン省のフーコック国際空港において、年間2,000万人目となる外国人観光客を初めて迎えました。これは、同国観光産業の65年にわたる発展の歴史の中で、画期的な節目となります。

12月15日、カロリナ・アグニエシュカ・ムスクスさんは、今年ベトナムを訪れた2,000万人目の外国人観光客としてフーコックで歓迎された。(写真:NDO)
12月15日、カロリナ・アグニエシュカ・ムスクスさんは、今年ベトナムを訪れた2,000万人目の外国人観光客としてフーコックで歓迎された。(写真:NDO)

2025年の2,000万人目の外国人観光客は、ポーランド国籍のカロリナ・アグニェシュカさんです。

歓迎式典では、航空機タラップ下での出迎えをはじめ、花束の贈呈、伝統芸能の披露、さらに特別ゲストである1,999万9,999人目、2,000万人目、2,000万1人目の外国人入国者3人に対して、記念証書と贈り物が手渡されるなど、象徴的な催しが行われました。

2,000万人目の来訪者には、約5億ドン(1万9,000ドル)相当のギフトパッケージが贈られました。その内容は、高級パールネックレス、サン・フーコック航空によるビジネスクラス往復航空券、5つ星リゾートでの宿泊、ミシュラン星付きレストランでの食事体験、ゴルフやヨットによる南部フーコック島観光のバウチャーのほか、サングループのエンターテインメントおよびレジャー施設を優先利用できるカードなどです。

また、残る2名の特別な来訪者にも、高級パールやサングループの各種商品・サービスのバウチャーが入った2億ドン以上相当のギフトパッケージがそれぞれに贈られました。

さらに、同便の全乗客には歓迎の花束と、フーコック特別区サンセットタウンで開催される「Kiss of the Sea」ショーのチケットが配布されました。

式典で発言したホー・アン・フォン文化・スポーツ・観光省副大臣は、ベトナムの観光産業が65年の形成と発展を経て、初めて1年間で2,000万人の外国人観光客を迎えるという歴史的な節目を達成したと強調しました。この成果は、業界の不断の努力、革新の精神、そして飛躍への志の証であり、特に世界の観光業が新型コロナによる未曾有の低迷からようやく回復しつつある中で、非常に意義深いものだと述べました。

ベトナムが2022年3月15日に観光業を全面再開して以来、業界は力強く回復し、2023年には1,260万人、2024年には1,760万人の外国人観光客を記録しました。2025年の外国人観光客数は2,100万人を超える見込みで、新型コロナ前の2019年の1,800万人を上回ると予想されています。

image20th2.jpg
ポーランド人観光客に多彩な記念品が贈呈された(写真:NDO)

今年の成長率は21%と見込まれており、ベトナムの観光産業は国連世界観光機関から「世界で最も成長が速い産業の一つ」と評価されています。

2025年は、ベトナムが世界旅行賞(World Travel Awards)で6度目の「世界有数の遺産観光地」、7度目の「アジア有数の観光地」に選ばれるなど、国際的な評価もさらに高まりました。各地方や観光地、観光企業も数々の権威ある賞を受賞し、ベトナム観光ブランドの信頼性、魅力、そして国際的な地位の向上を改めて証明していると副大臣は述べました。

過去10年間、フーコック島はベトナム観光発展における数々の重要な節目の舞台として選ばれてきました。これは、同島が観光産業全体の発展において特別な役割を担っていることを示しています。すべての外国人観光客に対し最大30日間の滞在を認める試験的なビザ免除政策により、「真珠の島」と呼ばれるフーコックは、地域内の多くの観光地に対して明確な競争優位性を確立し、長期滞在型で消費額の高い観光客の誘致に寄与しています。

VNA
Back to top