首相、商工分野に6つの重点分野での先導を要請

ファム・ミン・チン首相は12月19日、ハノイで開催された会議で、2025年および2021~2025年の業績を総括し、2026年の課題を設定するにあたり、商工省(MoIT)に対し、6つの重要分野で主導的役割をさらに発揮するよう強く求めました。

12月19日に開催された商工省の会議で挨拶を述べるファム・ミン・チン首相(写真:VNA)
12月19日に開催された商工省の会議で挨拶を述べるファム・ミン・チン首相(写真:VNA)

首相は、商工分野が産業化・近代化の推進において先導的役割を果たし、デジタル時代における急速かつ持続可能でグリーンな発展を促進し、市場・製品・サプライチェーンの多様化、浪費・汚職・偽造品・商取引詐欺の撲滅、クリーンで有能かつプロフェッショナルな人材の育成、分権化・権限委譲・行政改革・データ連携の先導に取り組むべきだと強調しました。

首相は、2021~2025年期間における同分野の努力と成果を高く評価しました。この5年間で、商工省は6つの法律、65の政令、216の通達、20以上の主要分野に関する戦略・発展プログラムの策定を主導しました。

特にエネルギー安全保障や必需品・生産資材の供給など、主要な経済バランスが維持され、500kV・220kVの主要送電プロジェクトを含む電力インフラの着実な進展が見られました。輸出入活動は力強い成長を記録し、経済の強靭性を支える重要な柱となっており、輸出は年平均10.8%増と、目標の2倍以上の伸びを示しました。

2025年には、貿易総額が9,200億ドルに達すると見込まれ、ベトナムは世界の貿易大国上位15か国入りを果たし、貿易黒字は約220億ドルとなりました。

工業生産も力強く回復し、鉱工業指数(IIP)は9.5%増と推定されています。国内市場は9~10%成長し、電子商取引は初めて300億ドルを突破しました。これはデジタル経済の3分の2を占め、ベトナムは世界で最も成長の速い電子商取引市場上位10か国、ASEANでは上位3か国に入りました。

2025年のベトナム国家ブランド価値は5196億ドルに達し、2024年比で2.5%増加し、世界32位となっています。2026年には、IIPを10%以上引き上げ、輸出額8%超の成長を目指して貿易発展を加速し、持続可能な貿易黒字を維持するとともに、国家管理の有効性・効率性および分野全体の競争力向上を目指す方針です。

一方で、チン首相は、地政学的分断、世界経済成長の鈍化、グリーン・デジタル移行の加速といった新たな課題が浮上していると警告し、先見的かつ柔軟な対応が求められると指摘しました。

また、2026年は第14回党大会決議および2026~2030年社会経済発展計画の初年度であり、2桁台の経済成長を目標に掲げ、「2つの百年目標」実現とベトナムの新時代への自信ある歩みのための確固たる基盤を築く特別な意義を持つと述べました。

首相は、国家発展に実質的に貢献するためには、商工分野も2桁成長を達成し、新たな雇用を創出し、輸出や消費といった従来の成長エンジンを強化するとともに、グリーン経済、デジタル経済、循環型経済、知識基盤経済、シェアリングエコノミーなど新たな成長の原動力を加速させる必要があると強調しました。

首相は、政府が同分野と共に歩む決意を表明し、2026年には商工分野が強力な推進力を生み出し、2桁台の経済成長とベトナムの長期的発展目標の達成に大きく貢献すると確信を示しました。

この機会に、首相は2025年のベトナム貿易実績の発表式典および優良な輸出入企業の表彰式にも出席しました。

VNA
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