フエ、文化産業の育成で持続可能な観光発展を模索

12月19日午後、フエ市で開催された「文化産業-持続可能な観光発展の基盤」をテーマとする国際会議は、首相決定第2486/QD-TTg号に基づき、2030年まで、さらに2045年を見据えたベトナムの文化産業発展戦略の実現に向けた重要な節目と位置付けられています。

会議では、文化が極めて重要な内在的資源であると強調された。
会議では、文化が極めて重要な内在的資源であると強調された。

文化・スポーツ・観光省がフエ市人民委員会と連携して開催した本会議は、単なる政策紹介にとどまらず、規制当局、地方行政機関、企業、専門家、国内外のクリエイティブコミュニティが一堂に会し、観光と連動した文化産業エコシステムを持続可能な方向で発展させるための解決策を模索する実質的な対話の場を創出しました。

会議では、関係者間の連携強化に重点が置かれ、映画、舞台芸術、クリエイティブデザイン、手工芸品、デジタルゲームなど高い潜在力を持つ分野を効果的に活用し、付加価値の高い独自の観光商品を形成する方策が議論されました。

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グエン・ヴァン・フン文化・スポーツ・観光大臣が会議でスピーチを行う様子

グエン・ヴァン・フン文化・スポーツ・観光大臣は、戦略の中で、統合的な文化産業エコシステムの構築と育成に重点を置いていると述べました。その中で、国家は制度的枠組みを形成する推進役を担い、地方行政機関が実行主体となり、企業とクリエイティブコミュニティが主要な成長の原動力となると強調しました。

国際的な経験や国内の実践事例の共有を通じて、会議では、文化が重要な内発的資源であり、持続可能な形で観光を先導的な経済分野へと発展させると同時に、ベトナムのアイデンティティを強く反映させる役割を果たすことが強調されました。これにより、経済構造における文化産業の位置付けを段階的に確立し、地域および国際レベルでのベトナム観光の競争力向上を図る狙いです。

開催地にフエ市が選ばれたことは、遺産の保全と価値の発信を調和させ、文化産業の発展を持続可能な観光と結び付けるモデルケースとなることへの期待を反映しています。今後、同市が戦略の実行に実践的な貢献を果たすことが求められています。

NDO
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