これにより、スクート航空のシンガポール–ダナン間の直行便が正式に運航を開始しました。この路線は週に3便(月曜日、木曜日、土曜日)運航され、2026年1月からは週7便に増便される予定です。
使用機材はエアバスA320型機で、座席数は180~186席となっています。
ダナン市文化・スポーツ・観光局のタン・ヴァン・ヴオン副局長によりますと、地理的な近さや利便性の高い航空路線、ASEAN地域内での文化的な共通点もあることから、ダナンを訪れるシンガポールからの観光客は着実に増加しているとのことです。
新たな直行便の運航開始後、シンガポール航空、ベトジェット航空、スクート航空の3社がシンガポールとダナンを結ぶ直行便を提供していることになり、週の運航頻度は24便に増加します。この増便により、両都市間の観光交流が一層促進されるとともに、今後の観光協力や発展の新たな機会が開かれることが期待されています。
現在、スクート航空はシンガポールからホーチミン市、ハノイ、フーコックへの直行便を運航しており、2025年11月にはカムランへの新路線も開設する予定です。
2025年、ダナン市の宿泊施設が受け入れる来訪者数は1,730万人を超える見込みで、これは2020年の約4倍にあたります。そのうち、外国人観光客は760万人以上と10倍に増加し、国内観光客も970万人超と2.7倍に増えると予測されています。宿泊、飲食、旅行サービスによる収入は59兆ドンを超え、2020年比で約3.5倍に達する見通しです。
 NDO