クウェート首相 ベトナム首相の歓迎式典を開催

クウェートのアフマド・アブドゥッラー・アフマド・アル・サバーハ首相は11月17日(現地時間)、クウェート市において、ベトナムのファム・ミン・チン首相および随行団の歓迎式典を開催しました。

クウェートのアフマド・アブドゥッラー・アル=アフマド・アル=サバーハ首相(右)は11月17日、ベトナムのファム・ミン・チン首相を歓迎する式典を主催した。(写真:VNA)
クウェートのアフマド・アブドゥッラー・アル=アフマド・アル=サバーハ首相(右)は11月17日、ベトナムのファム・ミン・チン首相を歓迎する式典を主催した。(写真:VNA)

ベトナム政府指導者によるクウェート訪問は16年ぶりで、両国が2026年に外交関係樹立50周年を迎えるにあたり、重要な節目となります。

クウェートは、チン首相のアルジェリア、南アフリカを含む3カ国歴訪の最初の訪問先です。

約半世紀にわたり、ベトナムとクウェートは良好な発展を遂げてきました。両国は定期的なハイレベルの訪問や交流、二国間協力の枠組みを維持してきました。現在、クウェートは湾岸協力会議(GCC)加盟国の中で、ベトナムにとって最大の貿易・投資相手国となっています。昨年の二国間貿易額は73億ドルに達しました。

訪問中、チン首相はクウェートのメシャル・アルアハマド・アルジャーベル・アル・サバーハ首長、サバーハ・アルハーレド・アルハマド・アル・サバーハ皇太子と会見し、アフマド・アブドゥッラー・アフマド・アル・サバーハ首相との会談を行う予定です。また、経済関連施設の視察や、主要経済グループの幹部との面会のほか、クウェート外交学院で講演も行います。

両国は今後の協力強化に向けた方向性や具体的な方策、より広範な協力枠組みについて協議し、二国間関係を新たな段階へと引き上げることを目指します。

チン首相のクウェート訪問は、中東地域に対するベトナムの外交政策戦略の推進、および新たな状況下での国際社会への参画に関する決議第59号の実現に向けたベトナムの強い決意を示すものです。

VNA
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