チェコ上院議長 ベトナム公式訪問を終える

チェコ共和国のミロシュ・ヴィストゥルチル上院議長は、チャン・タイン・マン国会議長の招待を受けて行われた5日間の公式訪問を終え、11月22日夜にハノイを出発しました。

チャン・タイン・マン国会議長(右)は、チェコのミロシュ・ヴィストゥルチル上院議長を歓迎した。(写真:VNA)
チャン・タイン・マン国会議長(右)は、チェコのミロシュ・ヴィストゥルチル上院議長を歓迎した。(写真:VNA)

滞在中、チェコ上院議長はハノイのバクソン通りにある英雄烈士追悼碑に献花したほか、ホー・チ・ミン主席の霊廟を訪れて敬意を表しました。

党書記長のトー・ラム氏と国家主席のルオン・クオン氏がチェコ上院議長を迎えて会談を行い、国会議長のチャン・タイン・マン氏は歓迎式典を主催し、会談を行いました。

会談や各会合において、ベトナムの指導者らはチェコ上院議長とその代表団の訪問を歓迎し、この訪問が両国指導者および国民の伝統的な友好関係と長年にわたる協力強化への共通の意思を示すものであると強調しました。

また、今回の訪問が新たに設立された戦略的パートナーシップに新たな原動力をもたらし、二国間関係をより実質的かつ効果的に高めることを目指していると述べました。

ベトナム側は、両国の立法機関が引き続き緊密に連携し、両国の利益に沿った二国間協力を促進する法的枠組みを整備することへの期待も表明しました。

ベトナムを訪問できたことを喜ばしく思うと述べたヴィストルチル上院議長は、ベトナム側の温かい歓迎に感謝の意を示し、ベトナムが提案した協力方針を強く支持するとともに、自身およびチェコ上院がベトナム国会と緊密に連携し、両国政府および関係省庁の友好と相互利益に基づく協力推進を支援する考えを表明しました。

さらに、チェコ上院として、EU加盟国によるEU・ベトナム投資保護協定(EVIPA)の早期批准を促す用意があると述べました。

今回の訪問中、マン国会議長とヴィストルチル上院議長は国会の地下考古学遺跡を視察しました。

また、上院議長はチェコおよびベトナムの企業関係者と面会したほか、「リトル・ハノイ・ネクストジェネレーション」展の視察、ベトナム赤十字協会と協議、ベトナムで開催された欧州映画祭の開幕式およびチェコ映画「サマー・スクール2001」の上映会へ出席しました。このほか、ベトナム外交学院を訪問し、両国外交学院間の協力に関する覚書の署名式にも立ち会いました。

さらに、ホーチミン市およびクアンニン省にも実務訪問を行いました。

VNA
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