ドゥック中将は、近年の訪問や交流を踏まえた連携の成果を強調し、特に2025~2029年の二国間防衛協定および議定書の効果的な実施を評価しました。その重点分野として、対外広報、友好交流、主要な防衛活動を挙げました。
両国は、特に文化や対外広報分野における両軍の協力活動について、広範な広報活動を指導してきました。主な活動として、ベトナム国際防衛展示会、第2回ベトナム・ラオス国境防衛友好交流、ファン・ヴァン・ザン国防相によるラオス公式訪問、ベトナム・ラオス・カンボジア3国防相の年次会合、さらに本年実施された3国による救難合同演習などが挙げられました。
両者は、新たな状況下において、両党・両国および両軍の間に培われた伝統的友好、特別な団結、包括的協力に対する国民の理解と認識を効果的に高めることに成功しています。 また、両国国防省および政治総局指導者の活動、とりわけ2024~2025年に予定されているベトナム人民軍とラオス人民軍の政治教育局長による公式訪問などについて、適切なタイミングで情報を発信しました。
この機会に、ベトナム側は、南部解放・国家統一50周年(4月30日)および八月革命・建国記念日80周年(9月2日)の記念行事として行われた軍事パレードや行進に将校を派遣したことに対し、ラオス国防省に謝意を表しました。
今後について、双方は政治教育活動の推進を継続し、両国の政治教育部門間、さらにはベトナムとラオス両国間の忠誠心に満ちた純粋で特別に緊密な関係の強化に貢献することで一致しました。
また、情報・教育、報告員活動、社会科学・人文科学、競争・表彰、通信・報道、文化・舞台芸術、出版・印刷・映画配給の管理などの分野で、引き続き経験を共有していくことを確認しました。