教育分野は長年にわたり、オーストラリアとベトナムの両国関係の礎となってきました。クレア教育大臣の今回の訪問日程は、国境を越えた教育、研究協力、学校レベルでの交流に広がる協力の深さと多様性を浮き彫りにしました。
クレア大臣はハノイで、ベトナムのレー・タイン・ロン副首相およびグエン・キム・ソン教育訓練大臣と会談しました。両国は、教育と研究分野における共通の優先事項や、オーストラリアによる外国分校や国際共同教育プログラムへのさらなる投資の機会について意見交換を行いました。
ベトナム教育訓練省は、研究協力の強化や学術ネットワークの拡充を目的に、オーストラリアの複数の大学と新たな協定を締結しました。これにより、オーストラリア国立大学、アデレード大学、ディーキン大学、マッコーリー大学、クイーンズランド大学、南クイーンズランド大学など、世界的に評価の高い大学での研究研修にベトナム人研究者がよりスムーズにアクセスできるようになります。
今回の訪問中、クレア大臣はハノイおよびホーチミン市におけるRMIT大学ベトナム校の設立25周年を祝いました。RMITベトナム校は、オーストラリア教育の象徴であり、世界最大規模のオーストラリア国外分校です。これまでに2万5,000人以上の卒業生を輩出しており、今後の拡大計画は、ベトナムの将来の人材育成に対するオーストラリアの長期的な投資姿勢を示しています。
大臣はまた、ホーチミン市経済大学と提携して展開されているウェスタン・シドニー大学のプログラムに在籍する学生とも面会し、オーストラリアの資格が急速に変化する経済の中で卒業生のキャリア形成にどのように役立っているか、直接話を聞きました。
さらに、ハノイ・アデレード学校の視察を通じて、学校レベルでの教育分野におけるオーストラリアの貢献が示されました。同校では、南オーストラリア州の教育証明書を取得するための学習が行われており、こうした学校間パートナーシップは、英語を第二の教育言語とするというベトナムの目標を後押ししています。
オーストラリアは、ベトナムの人材育成における揺るぎないパートナーであり、現在3万6,000人のベトナム人学生がオーストラリアで学び、1万7,000人がベトナム国内でオーストラリアの資格取得を目指し、16万人を超える卒業生ネットワークがベトナムの未来を形作っています。Aus4Skillsプログラムや最先端の研究協力などを通じて、オーストラリアはベトナムの教育改革とイノベーション主導の成長目標を支援しています。
クレア大臣は「オーストラリアとベトナムの関係は強固であり、その大きな柱の一つが教育だ。緊密に協力することで、両国の人々により多くの機会を創出している」と述べました。
今回の大臣のベトナム訪問は、アジア地域で教育協力を一層深めようとするオーストラリアの取り組みを示す、広範な地域戦略の一部でもあります。