工業貿易省(MoIT)によりますと、財務省は参加する各省庁、機関および地方行政区への中央予算支援案を作成し、関係当局の承認を待っている状況です。
ビングループ株式会社(Vingroup)は、フェアの全体設計および装飾、区画配置、ロゴ、統一されたデザインイメージをフェア運営委員会の承認のもとで最終決定しました。約80の外国企業によるブースも含まれている展示エリアの出展枠はすべて埋まっており、主に機械、設備、工業用資材が出展されます。
このフェアでは、重工業・軽工業から科学技術、加工食品、消費財、貿易サービスに至るまで幅広い分野が紹介されます。会場の建設は10月17日に開始され、10月22日までに完成する予定で、10月24日にはリハーサルが行われます。
MoITは、10のテーマ別セミナー、アリババやアマゾンと連携したオンライン輸出フォーラム、そしてベトナムの海外貿易事務所を通じて国際バイヤーとのB2B商談会を開催する予定です。これまでに25の海外企業代表団が参加登録を済ませています。
副首相は、10月25日の開幕式に向けて各省庁、機関、地方行政区の進捗状況と準備態勢を評価しました。しかし、開幕まで1週間を切り、30のブースが遅延のリスクにあることから、工業貿易省に対して24時間体制での監督を指示するとともに、各省・市の人民委員会主席に対して、それぞれの担当ブースが期限内に完成するよう責任を持つよう求めました。
また、公安省とハノイ当局には安全と秩序の確保を、MoITとベトナム祖国戦線には洪水の被災地支援のための募金イベントの開催を指示しました。また、文化・スポーツ・観光省には、開会式および閉会式の台本を最終化し、首相に提出するよう求めました。
さらにソン副首相は、MoITおよび報道機関に対し、フェアの前後および開催期間中の広報活動を強化し、深い印象を刻むとともに、今後の開催に向けた弾みをつけるよう呼びかけました。
このフェアは、ベトナム史上最大規模の貿易イベントとなり、10万平方メートルの近代的な会場に約3,000のブースが設置されます。全国34の省・中央直轄市をはじめ、各省庁、中央機関、国有企業、民間企業、外国企業が参加します。
本フェアは、消費拡大、生産・輸出促進、そしてベトナムの2025年成長目標(8%超)達成に貢献し、さらには今後の2桁成長への道を切り開く主要な貿易振興プラットフォームとなることが期待されています。