2025年10月20日、バクニン省で全国チェオ祭りが正式に開幕しました。全国から12のプロの演芸団体が集まり、約1,000人のアーティストが参加する21の公演が披露されます。
   祭りは、チャム族が「大地の母」として崇拝し、農耕や織物、畜産の技術を授けたとされる女神ポー・イヌ・ナガルの神聖な衣装を厳かに運ぶ行列で幕を開けました。
   10月18日夜、ハノイの国立会議場で開催された「シークレット・ガーデン・ライブ・イン・ベトナム(Secret Garden Live in Viet Nam)」では、繊細な音色が3,000人を超える観客を、上品で格調高く、かつ夢のようで郷愁に満ちた音楽空間へと誘いました。
   リエン・ビン・ファット氏が、台湾(中国)の権威あるゴールデンベル賞で、ベトナム人俳優として初めて主演男優賞を受賞しました。
   世界的に有名なデュオ、シークレット・ガーデンは、ベトナムで初めて開催された記者会見で、Nhan Dan新聞社とIBグループが主催する社会的意義のある音楽プロジェクトに参加できたことへの喜びと深い感動を伝えました。彼らは、自身のコンサートのチケット収益が、ベトナムで発生した台風や洪水の被災者支援のために全額寄付されることを知り、深く心を動かされたと語りました。
   10月17日、ホーチミン市のCGVスーヴァンハン映画館で『心のふるさと:The Concert Film』の特別上映会が開催され、多くのアーティストやジャーナリスト、芸術愛好家が集まりました。
   在ベトナムチリ大使館は10月17日、同国が誇る豚肉やサーモン、世界的にも有名なワインを紹介する、チリ産食品の展示イベントを開催しました。
   世界観光機関(UN Tourism)は10月17日、中国浙江省湖州市で「世界最高の観光村2025」のリストを正式発表しました。
   「ドイツフェスティバルー Deutschlandfest 2025ー 」が10月17日、ハノイのホアンキエム歩行者天国で開幕しました。今年のテーマは「共同発展協力の祝賀」で、3日間にわたるフェスティバルは、ベトナムとドイツの外交関係樹立50周年(1975年~2025年)を記念する主要イベントの一つとなっています。
   近年ベトナムの文化産業は、全国の省や都市の積極的な取り組みにより、大きな進展を見せています。
   ベトナム祖国戦線中央委員会の呼びかけに応じて、公安省とホーグオム劇場は、自然災害の被災地域支援のための資金調達を目的とした特別芸術公演を開催する予定です。
   ベトナム文化・スポーツ・観光省は10月15日、ハノイ市、ホーチミン市、ベトナム出版協会および複数の出版・流通機関と連携し、2025年フランクフルト・ブックフェア(世界最大の書籍イベント)における「ベトナム・ブック・スペース」の開幕式を行いました。
   10月4日にパリで開催された「韓国エキスポ2025」に、フランスのベトナム文化センター所属のベトナム人アーティストたちが名誉ゲストとして招かれ、活気あふれる会場で独自色のあるパフォーマンスを披露しました。
   中秋節を前にハノイの旧市街などでは、ベトナムの文化的価値に富んだ多様な伝統玩具が並び、消費者の大きな関心を集めており、ハノイの玩具市場はますます活気を帯びています。
   ラオスのビエンチャンにあるファットティック寺院に設置された「ベトナム語書棚」は、500冊以上のベトナム語書籍を所蔵しており、同寺院で開講されている無料のベトナム語講座に参加している生徒たちにとって、なじみ深い場所となっています。この書棚は、ラオスのコミュニティにおいて、ベトナム語や、ベトナムの文化・知識への愛情を育む架け橋としての役割を果たしています。
   毎年この時期になると、何百万人ものベトナムの子どもたちが、中秋節を心待ちにしています。中秋節は毎年旧暦8月15日に行われ、子どもたちが主役のお祝い行事である一方で、家族や人々が集い、再会を祝う特別な日でもあります。